世界で稼ぐ、ゲーム発の映画



  人気ゲームの映画化「バイオハザード」シリーズが全世界で稼いでいることが、映画界で注目されている。過去4作の米国での興収は4000万〜6000万ドルと並の数字なので通常でいえばシリーズ化はされない。だが、米国外で米国の1.5倍以上を稼いでいることから、シリーズ化が続いている。4作目にいたっては、総興収比率で米国20%、米国外80%を記録した。
 日本での興行も好調で、シリーズの回を重ねるごとに興収を伸ばしている。主人公が女性ヒロインアクションなので、カップルで行くデーとムービーに適していることが人気の要因の一つだ。4作目はシリーズ初の3D映画となり新しい層を開拓。興収は47億円を上げ、前作の約65%増を記録した。日本の興収が海外では突出している。
 このため、14日から公開のシリーズ第5弾『バイオハザードV リトリビューション』は、去る3日に日本でワールドプレミア試写会が実施された。




 予告編挿入曲『This Is War』Cliff Lin