ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody



作品について
クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記映画。クイーンへの加入から、数々の名曲の誕生秘話が描かれる。フレディ自身の、出自や家庭環境、そしてバイセクシャルであることの苦しみなども描かれるが、何と言っても泣けるのが妻のメアリーですよ!メアリーの健気さに!
フレディが、クイーンを脱退しソロ活動を始めたあと、連日パーティーやドラッグ中毒で廃人のようになってしまい、もはやどん底状態になってしまう。しかしそこへ、離婚した元妻のメアリーが自宅へ訪ねてきて、あなたには帰るべき家があるでしょという、言葉をかけにくるシーンがある。フレディの人生のターニングポイントには毎回メアリーが関わっている。メアリーはフレディと距離を起きながらも、本当にフレディが必要としたときに手助けをする天使のよう。こういったシーンがあるからこそ、クライマックスのライブエイドが感動的になるわけで。フレディの姿に感動するのはもちろんだが、彼を影で支え続けたメアリーにこそ、ワイは感動したよ。

作品情報
製作年:2018年
監督:ブライアン・シンガー
キャスト:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン