リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine


2006年のアメリカ映画。アカデミー賞で、脚本賞と、助演男優賞(アラン・アーキン)を受賞。

あらすじ
美少女コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の最終審査に通過したぽっちゃり気味の少女・オリーヴのために、あらゆる問題を抱えたその家族が黄色のVWバスに乗って会場まで連れて行くその道中を描いたコメディ映画

パイロットを断念しなければならない兄や、祖父の死という障害を乗り越えながらも娘をミスコンに出場させるために家族が一丸となって奔走する姿は、可笑しくも感動的。肝心のミスコンはまるで別世界の人種たちの集まりであり、居心地の悪さを感じる父の姿には抱腹絶倒必至。そして、懸命に自分たちの存在を証明するがごとく、ミスコンをぶち壊すクライマックスには笑いも頂点を迎える。ラストは世の中はくだらない競い合いの連続であり、勝つことだけにこだわる父が、考えを改める旅であったことを想像させれる。

サントラはかわいらしいポップでノリの良い曲が多く、特にデヴォーチカが歌うテーマ曲にはほんの少し物悲しさも感じられグッド。


テーマ曲『The winner is』Devotchka